脱毛サロンを利用している間は、自己処理をしてはいけません。
◎発毛サイクルを狂わす自己処理
特に注意したいのが、ワックスタイプの製品を用いる脱毛です。
ワックス脱毛は強引に毛を引き抜くため、発毛サイクル(毛周期)を乱します。
また表皮がダメージを受けるため、肌トラブルの原因にもなります。
仮に、サロン利用中にワックス脱毛を行ったとしましょう。
施術は毛サイクルに合わせ最適なタイミングで行われ、毛深い人であっても12~18回で綺麗に仕上がります。
しかし途中で毛サイクルが乱れると、おかしなタイミングで発毛してしまい、これまでの施術が“無駄”になってしまいます。
もちろん、当初の施術回数では終了しません。
毛サイクルに合わせてやり直さなければならず、その分だけ施術費用もかさみます。
どうしても状態(毛が目立つなど)が気になる場合は、電話で構わないのでサロンに相談してみましょう。
◎産毛であっても処理は非推奨
全工程が完了するまでは、産毛の処理も非推奨です。
脱毛後に生えてきた産毛をすぐに処理すると、肌に無用な刺激・負担が生じます。
すると新たな毛穴が出来やすくなり、さらに産毛を増やす結果になります。
全工程が完了した後も、処理は優しく行って下さい。
間違っても、刺激が強いワックス脱毛をしてはいけません。
◎安いサロンと高いサロン、効果に違いはあるか
施術する人の腕次第です。
経営が好調のため、低価格に設定してもやっていけるというサロンもあります。
しかし新装開店、且つ疑うほど低価格であったなら、少し疑ったほうが良いでしょう。
サロンを選ぶ際は、価格よりも運営実績を重視すると安心です。
アトピー肌+自己処理の危険性
体毛の処理は、健康な肌であっても相応のダメージを受けます。
敏感肌の自覚がある人や、アトピー疾患の人は、自己処理はせず専門機関に相談しましょう。
◎脱毛サロンには無料カウンセリングがある
施術を受ける前に、無料カウンセリングを受けることができます。何かしらの肌トラブルを抱えている場合は、必ず納得がいくまでカウンセリングを行って下さい。医療機関で治療を受けている場合は、主治医にも相談しておきましょう。
カウンセリング内容に納得がいかない、または不安が残る場合は、医療クリニックでの脱毛をご検討下さい。
脱毛サロンと比較すると施術費用は高額ですが、安全には代えられません。またアフターケアが充実しているため、施術後のトラブルに強いメリットがあります。
それでも出来るだけ費用を抑えたい場合には、医療機関と提携している脱毛サロンを探しましょう。
◎脱毛に要する期間(Vライン編)
Vラインの脱毛は、該当部位だけでなく『へそ下(通称トライアングル上)』も同時に行うと綺麗に仕上がります。
基本コースは6回の施術で、費用は約3万円。トライアングル上の処理を行わない場合は、この半額が目安です。体毛の濃さにもよりますが、概ねのケースは6回の施術で終了します。
濃さが気になる場合は、さらに施術を行います。追加コースは割安価格となっており、4回の追加で費用は約1万円です。
施術には主にレーザーが用いられます。比較的、皮膚に厚みがあるトライアングル上は痛みませんが、脚の付け根は皮膚が薄いため、痛みを感じます。それでも、我慢できないような痛みではないためご安心ください。