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脱毛サロンを利用する際は、下記の3点に注意しましょう。

◎カウンセリングは納得するまで終わらせない

施術前に行われるカウンセリングは、納得できるまで行って下さい。不明点を残したまま、契約書にサインしてはいけません。肌が弱い人は、施術により起こり得るトラブルと、それが悪化した場合の治療費の扱いについても、必ず問合せておきましょう。

◎体毛の処理は施術の2~3日前に済ませる

体毛を処理しておくと、より脱毛の効果を得られます。適切な長さは3ミリ~5ミリで、ムダ毛は施術の2~3日前に処理しておくと丁度良い長さになります。

処理の際は、肌への負担が少ない電気シェーバーを利用してください。カミソリは表皮に細かな傷をつけるため、脱毛処理の際に痛みを感じるだけでなく、雑菌が入りやすくなるため肌トラブルの危険もあります。

なお電気シェーバーは、2,000円前後から購入できます。

◎施術前は日焼けを避ける

日焼けをすると、肌はメラニン色素を生成します。すると照射したレーザー光があちこちに拡散してしまい、脱毛の効果が低下します。また痛みも増加するため、注意しなければなりません。

余談ですが、体毛が濃い場合は“体質”ではなく“ストレス”を疑います。ストレスによるホルモンバランスの乱れが“男性ホルモン”を活発化し、体毛を濃くする為です。

これは体からのSOS信号ともいえるので、早期に対処しましょう。規則正しい生活を心がけ、可能な限りストレスを発散してください。酷い場合には、心療内科をはじめ医療機関の受診も検討してください。

サロン利用は生理周期を配慮する

生理の前後は、どうしてもホルモンバランスが不安定になりがちです。
この期間は、精神面はもちろんのこと、からだ全体が敏感になっています。

そのため、この期間に施術を受けると痛みが増します。
「普段よりもチリチリするな」という程度である人もいれば、思わず「痛い!」と叫んでしまうほど重度である人もいます。

またVIOラインは、生理中に一切の施術を行えません。
不衛生な状態での施術は、受ける側にも、行う側にも、デメリットが大きいためです。

この辺りの扱いは、脱毛サロンによって詳細が異なります。
出血がなければ施術可とする場合もあれば、生理終了から×日以降(ホルモンバランスが安定するまで)は施術不可とする場合もあります。

脱毛の成果も、ホルモンバランスにも左右されます。

ホルモンバランスが安定している状態で受ければ、なおのこと綺麗に仕上がります。
生理周期が安定しているのであれば、その周期に合わせて施術スケジュールを組みましょう。

◎ホルモンバランスが乱れた状態での施術はトラブルのもと

肌が敏感の状態で施術を受けると、痛みだけでなくトラブルも招きます。

症例として目立つのは、施術後の発疹です。
これは脱毛による熱(または光)処理の影響で、酷い場合には真っ赤にただれます。
前回は問題なかった場合には、ホルモンバランスによる影響が濃厚です(生理前後でなくとも、ストレスにより乱れることがあります)。

軽度であれば、様子をみて構いません。
しかし強い痒みや痛みを伴う場合には、医療機関を受診すると同時に、施術を受けたサロンに連絡してください。

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施術前の注意点

どんなペナルティーがあるのかをチェックしておく

エステサロンや脱毛サロンで予約を急きょ変更したりキャンセルするとペナルティーがあるところがほとんどなので注意しましょう。
ペナルティーの内容はお店によりますが、前日キャンセルの場合はキャンセル料として1,000円、当日キャンセルとなるとキャンセル料の請求だけでなく1回消化扱いになるといったところが多く見られます。
1回消化とは施術を行なっていないのに行なったとカウントされるというもので、たとえば10回の施術で終了するコースなら実際には9回しか行なってもらえないこととなってしまいます。

また、当日キャンセルを1度でも行なうと途中解約したときには返金しないというペナルティーを定めているところもあります。
したがって、申し込みの際にはどんな場合にどんなペナルティーがあるのかをきちんと確認しておくことをおススメします。
もちろん予約の変更やキャンセルをしないに越したことはないのですが、どんな状況になるかはわかりませんからね。
ドタキャンはNGなのはいうまでもありませんが、もし予約した日にいけないことが分かった時にはできるだけ早めに連絡をするようにしましょう。

ペナルティーを取られることになったとしても、無断で欠席するよりも相手に与える印象が違います。
エステシャンも人間ですから、無断で欠席されるよりも事前に連絡をもらうことで多少は気分がよくなるはずで次回訪問時にはきちんと対応してくれることかと思います。
それを連絡もせずに欠席してしまったら、気分を害して次回は適当に施術されてしまうかもしれませんよ。
遅刻も厳禁です。
施術に要する時間は決まっていますから、遅刻をすると時間がなくなりその日に行なうはずだった施術ができなくなることもあり得ます。
そのため施術個所を省かれたり、最悪の場合にはその日の施術を断られるということもあるかもしれません。
ですから、予約の5分前くらいには到着するように心掛けるようにしましょう。

施術前には必ずムダ毛を剃りましょう

脱毛の施術を受ける前には、ムダ毛を剃っていかなければなりません。
「どうせ脱毛するんだからそんな処理は必要ないんじゃないの?」と思う人も多いかと思いますが、施術は毛根を破壊することで脱毛を行ないます。
その際に毛が長すぎるとレーザー光が毛の中で乱反射して上手く破壊することができないのです。
ムダ毛を剃るのは施術の前日か前々日にしましょう。
そして、カミソリではなく電気シェーバーを使うようにします。
カミソリのほうが完璧に剃れそうですが、実は「カミソリは肌剃り」ともいわれ、肌を必要以上に傷つけることもあります。
そのためにカミソリ負けになったり赤みが出ることもあり、そんな状態では施術できない恐れもあるからです。
電気シェーバーならほとんど肌を傷つけることなくシェービングできます。
ですから、脱毛の契約をしたなら電気シェーバーを買ってください。
彼氏やお父さんのものを借りるという方法もありますが、衛生的にあまりおススメしませんし、家電量販店なら安く手に入りますよ。
そして、産毛もしっかり丁寧に剃りましょう。
VIOを剃るときは毛足が長いと剃りづらいので、あらかじめハサミで切ってからシェービングするといいでしょう。
床に鏡を置いてその上にしゃがんですると剃りやすいですよ。
背中やうなじ、お尻などは自分で剃るのは難しいので誰かに剃ってもらうか、脱毛サロンにお願いするしかありませんね。
剃った後は保湿ジェルを塗っておくことできめが整い脱毛効果も高まるのでおすすめです。
なお、サロンによって剃り残しへの対応が異なるのでカウンセリングの際に必ず確認しておくようにしましょう。